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中田智弘氏

今日は朝から
「田舎のヒロインわくわくネットワーク全国集会2008」
@早稲田代宅小野記念講堂

に参加してきました。
全国の女性農業者の方々が3年に一度
農業について意見交換を行う場です。
今回のテーマは

「未来への道しるべ
 農と食のグランドデザインをえがく
 人が人としていきるために」

という壮大なテーマのもと、
3月1日、2日の二日間開催です。

そのなかのフォーラムディスカッション
(全体討論会のようなもの)で、
「ガイアの夜明け」でも紹介された
サラダ・コスモ(株)の中田智弘氏が
パネラーの一人として出席してました。

中田氏の話は一貫性と合理性があり、
でてくる質問にも丁寧に答えてました。

中田氏の話の中心を簡単にせつめいすると、

   世界は日本、日本は東京
〜アルゼンチンのとうもろこし栽培から考える
日本の食料自給率と食料輸入現状に対する意識改革〜


といった感じ。

…かたいなー。


中田氏はコスモポリタン的な考え方を持っています。
「世界は日本であり、日本は東京だ!!!」という言葉を
彼は何度か口にしていた。

それと実現力の人です。
「言葉にだしたら実際に行動しなくちゃ意味がない!!」

上の言葉は一見すると、「はっ?!」となるような言葉だけど、
しっかりとした中田氏の哲学がそこにはあります。

食料自給率や食の安全性が求められる今、消費者ニーズの人気者は
ずばり「国産」です。

生産者の顔が見える国産は安全の代名詞!
輸入物なんていらないわ!!
日本人はお米を食べなくっちゃ!!!


ですが、
中田氏は言います。
「地球は小さい!!アメリカ、ロシアは北海道で
ユーラシア大陸は本州、四国はオーストラリアで、
九州は東南アジア!!!」


「北海道から東京への輸入と
アルゼンチンから東京への輸入のなにが違うんだ!!」

「国産」という枠にとらわれることはちょっと危ないというシグナル。

全世界の境界線は薄くって、グローバル化の広がる今の社会では
土地にあった適地適作をおこなうことがもっとも効率的なんです。

中田氏はアルゼンチンからのとうもろこし輸入を画策しています。

なぜとうもろこしかというと、
アメリカのバイオエタノール政策の影響で牛さん、
豚さんの飼料用・食用とうもろこしの入手が難しくなっています。

そのためにとうもろこしの栽培に適した
地球の裏側、アルゼンチンにて
アルゼンチン特有の少し赤くて生産性の高い
(普通のとうもろこしの2倍くらいの量が一度に収穫できる)
とうもろこしを日系移民のひとたちの手で作ろうとしています。

中田氏はアルゼンチンの大地の肥沃さと素晴らしさ
(ほたるが田んぼのうえを浮遊しているとか=水が綺麗)
日本からの移住民の子孫の歴史を丁寧に説明していました。

でも、なんでアルゼンチン?
とうもろこしなら、インドとか中国で作ったほうが
安上がりじゃないの??

アルゼンチンは地球の裏側だし、
food mileage(食べ物の輸送にかかるすべてのコスト)も
高くつくんじゃない??

日本はアルゼンチンに車とか重化学系の工業製品を送ります。
その帰り、空になった船もしくは飛行機に作物を乗せて運びます。
これなら輸送費も安く済むのです!!

それに日系移民の人はアルゼンチンに住む日本人です。
彼らの手で作られた作物はアルゼンチン産ではなくって、
日本産なのです。

実際にアルゼンチンのオランダ移民が作った作物は、
オランダ本国にて「オランダ産」として売られている。


「どこで作られ方よりも、誰が作ったのかが大切なんです。」


アルゼンチンでのとうもろこし栽培の話は、
たしかまだ実行されてはいないけれど
とても説得力のあるお話でした。

「国産」に固執しすぎる消費者がいます。
国産消費それ自体はとても大切なことだけれど、
輸入食品なしに現代の日本の食卓はまかなない。悲しいことに。

だから
同じ地球のうえで、作物が適した土地に適した作物を植えて輸入する。
中田氏はより安全、安心な野菜を作れる場所としてアルゼンチンを選んだ。
アルゼンチン研修があるならぜひとも参加したい。

それと、彼は家庭菜園を奨励します。
別に単一種目それだけを栽培しろとはいいません。
自分の食べる食料は自分で作る。
足りない食材を買い足すだけでいい。

中田氏の講演内容をまとめてしまった。
ちなみに私は、彼の「世界は日本、日本は東京」という言葉を
最初はしっくりとこなかったが中田氏の話を聞くうちに納得した。

「国産」にあまりに固執するのはよくないということ。
日本を農業鎖国状態にするのは難しい。

これは新しい発見でした。

あと言葉の文脈の裏側の真相を考えることを
某T氏の熱い語りの中から悟らせていただきましたー。

人生学ぶこと多し。

追記:
文章をもう一度見直してみると、
私が国産反対派のように思えますが違います。

あくまでも中田氏の考え方に納得しただけであって
国産の重要性、地産地消の可能性は
これからも考えていこー!!と思ってます。

3月2日
Posted by wakako
Team LAP / 22:21 / comments(6) / trackbacks(0)
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- / 22:21 / - / -
COMMENT
よくぞここまで書けたね!
勉強熱心で感動しますよ。

安全安心でいえば、検査されない国産よりも厳しい検査を抜けてきている外国産のほうが実は安全なのではという考えがあります。

農業鎖国という意味では、
私は、自国のアイデンティティを確立する事と、排他的になることとは別問題で考えていかなければいけないと思います。

Kちゃんが夢物語での投票第1位だったんだよ!
LAPの価値観、活動内容をそれだけ生産者が求めているってことだね!!
| | 2008/03/02 12:16 AM |
日本人が作ったら国産でオランダ人が作ったらオランダ産?
一体誰が日本人で誰がオランダ人なんだろう?
それは誰が決めるんだろう?
こだわるべきなのはそこなのか???
よくわからない!
| mage | 2008/03/02 11:33 AM |



コメントありがとうございます!
LAP関連のお人でしょうが、名前が…
Kさんよかったですね!!!
商品に軽トラもらえないかな〜笑

ちなみに今日は体調不良と寝坊で
気がついたら昼の12時でした。涙

今度2日めの感想聞かせてください☆



>まげちゃん
そうだね。新しい視点をありがとう!
誰がオランダ人なのか、どこまで日系の人たちなのか。
明日いろいろはなそー!!
| wakko | 2008/03/02 4:51 PM |
mageと同じことを思ったよ〜
人種や国籍によって、生産者を判断するのってどーなんでしょうね?

にしても、わっちゃんのアクティブさには脱帽です。
| みっき | 2008/03/04 3:26 PM |
イイね。ワッコの話は、読んでいて、ちゃんと「どっしり」と腰が据わっている感じがするよ。重みがある。なんでだろ、「食」に関わる話だからだろうか。それをちゃんとワッコが自分の目の高さで見ているからだろうか。とにかく「どっしり」とした大福食ってるような重みがあるよ。

印度でも、そうした食料事情と人々の生活をいろいろと学んでみるとイイのかもね。こないだふと思ったのだけど、留学というかたちのほかにも、現地のNGOにアプライしてインターンをやらせてもらうとか、一応、「語学留学」を名目に、ちょこちょこ色々やってみるとか、方法は多彩だよね。
| noske | 2008/03/05 12:39 AM |
今の時代の消費者は食糧に困ってないから、輸入食糧の大切さが分からないー。
戦後は食糧不足で国産も外国産も選ぶ人少なかっただろうに。
まぁ、食べ物の中に毒物が入ってたら嫌でも敬遠しちゃうよね。安全だと消費者が認識するまで時間かかるだろうし・・・まずは海外産の信頼回復だね♪♪
| チョッキー | 2008/03/08 4:28 PM |









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