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Who named it ?
ちょっと前までの私の趣味は「びんぼう草」を折ること。
でも「びんぼう草」って他にも名前があります。

「ハルジオン」と「ヒメジョオン」

そう、「びんぼう草」はひとつじゃないんです。
このふたつはとっても似ているから、
私にとってはふたつとも同じ「びんぼう草」でした。

でもね、二つには決定的な違いがあるんです。
「ハルジオン」は春に咲く花
「ヒメジョオン」は夏に咲く花

「ハルジオン」を折ると茎の中はからっぽで
「ヒメジョオン」を折るとからっぽじゃないのです。

だから、
ハルジオンがヒメジョオンになったとき、
中のからっぽが埋まったとき
彼女らは夏が来たことをそっと告げてくれます。

まだかな、まだかなーとうきうきしながら
毎日ハルジオンを折ってました。

端からみたら草に八つ当たりしている人に見えるらしいけどww
今はもうヒメジョオンの季節、だからわたしは彼女らを折ることをやめました。

でも、わたしが彼女らを「びんぼう草」とひとくくりにしていたとき、
わたしの中にこんな楽しみは生まれてこなかった。
彼女らの違い、「ハルジオン」と「ヒメジョオン」という名前を知らなければ
ちがう特徴をもっていることも知らずに生きていた。

19世紀にスイスのソシュールが言語理論を体系化したことで、
言葉は神と世界と切り離された。

ソシュール以前(ゼミの先生によればpre-structuralism)の世界、
言葉は絶対的なものでどこの場所でも普遍な存在だった。
聖書や石版から生まれた言葉は、わたしたちを絶対の「真理」と「悪」に押し込めていた。

けど言葉はどこでも一緒のわけがない。
言葉は独立した存在だ。
ひとつの言葉、たとえば「雨」は「雨」で空から降ってくる水のこと。
「rain」は「雨」で同じものを示すけど、「rain」と「雨」言葉自体は違うもの。

しっかりとソシュールを学んだわけではないので、正直あなぼこだらけの説明です。
たった3行ほど書いたら頭がこんがらがりました。
でもわたしがここから学んだことは、言葉の力の強さ。

言葉が分離したり、現れたりすることで「もの」の存在価値が変わります。
「びんぼう草」はただの雑草で、道草に生える良く見るやつです。
でも
「ハルジオン」と「ヒメジョオン」はわたしに春と夏の存在を伝えてくれます。
名前があること、コップが目の前にあってそれが「コップ」とわかること、
目の前の物体を認識するものが、名付けられることで存在できる。

言葉を持つことは世界に存在する力を持つことなんだと思う、今日この頃。



でも言葉にならない感情とか、ものごととかがあるのも世の中だと思う。
言葉になると世界の構造の中にとらわれてしまうから、
言葉に犯されない領域を大切にしたいと思う、今日この頃。




Posted by wakako
daily / 23:13 / comments(6) / trackbacks(0)
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- / 23:13 / - / -
COMMENT
>言葉を持つことは世界に存在する力を持つことなんだと思う、今日この頃。

感銘を受けました。やっぱワツコ、賢い子だね♪

これで心おきなく、今日もこれから自民党本部に行ってきます。

| noske | 2008/06/18 8:54 AM |
なるほど〜。

言葉と物、気になるね〜。

わっちゃんが、花の代名詞を“彼女”としていて、花を女性化していることが気になったりして。

ちなみに、そのびんぼう草の二つの違いを知ったのはいつなのでしょう?
| みっき | 2008/06/18 7:20 PM |
>>noske氏
感銘だなど大げさですよ。noske氏と最近語っていないので、近いうちにいろいろ相談させて下さいー!
というか自民党入党でもするのですか?なぞ。

>>みっき
ふふふ、やっぱり気になるよね。でもあんまり深い意味はないのよ。ただなんとなく「彼女ら」は「彼女ら」と呼ぶべきと思ったのだ。

ちなみにね、
ふたつの違いを知ったきっかけはまずふたつの違いってなんだろうねという話になったの。
それで最初は白がハルジオンでピンクがヒメジョンだろうということで納得したんだ。でもとある野草博士がそのふたつの違いを図鑑を調べて教えてくれたんだー。

あとハルジオンよりヒメジョンのほうが背が高くて、ハルジオンはピンクに色づくけれど、ヒメジョンは薄紫になるのです。気になったら見てみてね。今咲いているのは薄紫のヒメジョンだよ。
| wakko | 2008/06/18 11:55 PM |
正確には自民党本部の向かいにある国会図書館です。
| noske | 2008/06/19 8:45 AM |
一つのものでも、言葉を変えるだけで
新たなことに気づいたり、別の存在へと
変わってしまったりする。

わっこのブログを読んで、言葉のすごさを
改めて認識しました。

「卒業研究」という、半ば嫌気の差してくるものも、
呼び名を変えると素晴らしいものになるのかな〜(笑)?
| もっち | 2008/06/21 3:25 PM |
>>もっち
コメントありがとう!
そうだねー「卒業研究」じゃなくて、「自分が好きなもの研究」とかにしたりww
| わっこ | 2008/06/25 4:04 PM |









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